畠山ゼミナール 2012

シミュレーション
          問い合わせ先 hatakeyama_semi@yahoo.co.jp

合宿2日目(9月15日)、合宿のメインイベントともいえる、シミュレーションが行われました。
今年のシミュレーションの大きなテーマは「イラン核開発問題」
この問題を軸に、国際情勢変化を疑似体験していきました。
扱った国はイラン、アメリカ、イスラエル、EU、アラブ連盟、日本、中国、ロシアの8か国で、イラン核問題と特に関連のある国を取り上げました。
各国のシミュレーション内での主な目標は以下の通りです。
イラン   イスラム教シーア派としての政権維持
アメリカ  国際的平和維持のため、核拡大を防止する
イスラエル アメリカを後ろ盾にイラン核に核を持たせず、NPTに加盟せず中東でのプレゼンスを高める
EU     将来、EU がイランでの覇権を握る礎として、イランいう地域にプレゼス確立する
日本    原油の安定供給確保(中東・地多角化)
      中東和平のキーパソンとして国際的プレゼスを高める
中国    石油・ドル本位制の情勢から距離を置き、多角化の資源を確保する。
ロシア   中国と協力しながらイランと協調し、中東における拠点の維持

アメリカがイランに対して経済制裁を続行すると宣言したところからシミュレーションはスタートし、そこからは各国がいかに自国に有利な展開へ進めるかの真剣勝負でした!!
                
夏休み以前から、各班が担当国に関する理解を深めてきた結果、本番では本当に、担当国になった気持ちでシミュレーションに臨みました!
シミュレーションが充実したものとなったのは、2回行った模擬シミュレーションや、前日夜遅くまで事前交渉を行うなど、入念に準備をした結果でもありました。
←事前交渉様子、皆真剣です!
計画通りにほぼ進んだ国もあれば、予想していなかった展開に進んでしまった国など、結果は様々でしたが、各班がそれぞれ立てた担当国の目標に向かい、真剣に取り組む姿が印象的でした。
またシミュレーションは通常の班とは違うメンバーでの活動で、普段とは違った新鮮な気持ちで行えました。


ゼミ生それぞれに良い影響を与える機会となりました。



今年の優勝班はイスラエルでした!!

最後は全体で!!